【スタッフインタビュー|千葉エリア・理学療法士 後藤】「難しい」で終わらせない。角度を変えれば、解決できる部分が必ずあります
回復期病院と訪問看護ステーションで、「退院後にどのような生活を送るのか」「その方の身体状態と住環境が合っているか」を見つめてきた千葉エリア担当の理学療法士・後藤。施設探しは、ご家族にとって「待てない」状況で始まることが少なくありません。迅速に動きながらも、今入れる施設ではなく、この先も暮らし続けられる施設かどうかまで確認します。
── ご相談者と接するとき、意識していることはありますか?
本来であれば、ご自宅で生活したいというお気持ちが皆さんある中で、ご病気や家庭のご事情で「施設に入らなければいけない」という選択をされているかと思います。
ですから、その不安なお気持ちが少しでも解消できるように、丁寧に、分かりやすくお伝えすることを心がけています。ご本人もご家族も、望んでその状況になったわけではありません。そこを忘れないようにしています。

── 医療・国家資格者としての視点が活きるのはどんな場面ですか?
理学療法士として回復期病院や訪問看護ステーションで勤務してきた経験から、施設をご提案する際には、「今できていること」だけではなく、今後お身体の状態が変化したときにも、その施設で安心して生活を続けられるかという視点を大切にしています。
例えば、現在はご自身で歩けている方でも、疾患や身体機能、これまでの経過などから、今後歩行が不安定になったり、車椅子や介助が必要になったりする可能性があります。
そのため施設見学では、お部屋の広さや設備だけではなく、居室からトイレまでの動線、歩行器や車椅子での移動のしやすさ、手すりの位置、入浴設備や介助方法など、身体機能が変化した場合にも生活が成り立つ環境かというところまで確認しています。
特に回復期では、病院でのリハビリだけではなく、「退院後にどのような生活を送るのか」を考えながら患者様に関わってきました。また訪問看護では、実際の生活の場に伺い、その方の身体状態と住環境の両方を見る経験をしてきました。
その経験から、施設を選ぶ際にも、単に「この施設なら入居できる」という視点ではなく、その方の身体状態と施設の環境・支援体制が本当に合っているかを考えるようにしています。

また、医療処置が必要な方については、看護師の配置時間や夜間の対応、緊急時の体制、医療機関との連携なども確認します。
施設によって「対応可能」とされている医療行為でも、実際には対応できる時間帯や条件が異なることがあります。そうした違いも確認したうえで、ご本人様・ご家族様にできるだけ分かりやすくお伝えすることを心掛けています。
老人ホームは、一度入居すると長く生活される方も多い場所です。だからこそ、「今入れる施設」を探すだけではなく、「この先もその方らしく、安心して暮らし続けられる施設か」まで考えてご提案すること。そこが、理学療法士としての経験を施設紹介に活かせる一番の部分だと思っています。
── ご家族に提供できている「安心」は、どんなところだと思いますか?
ご提案やご連絡に対して、できる限り迅速に対応することです。早くお返事することで、ご家族の中でゆっくりと施設選びを考える時間が生まれます。情報が来るのを待っている時間は、ご家族にとって一番不安な時間ですから、そこを短くすることが私の役割だと思っています。
もう一つは、いろいろな角度から俯瞰して物事を判断することです。「この部分は難しいけれど、この部分は解決できる」というように分けて考えると、意外な切り口から道が開けることがあります。お客様は困っているからこそご相談されているので、一つの角度で無理だと決めてしまわないことを大切にしています。
── これまでのご相談で、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
ご病状の急な変化により、それまで利用されていたショートステイをすぐに退所しなければならない、というご相談をいただいたケースです。残されたお時間が長くない状況でした。
ご家族との時間をゆっくり過ごしていただきたいと考え、ご相談をいただいてから数日でご入居という形で調整させていただきました。診療情報提供書のお取次ぎや施設との連携も併せて進め、スムーズにご入居いただくことができました。
その後、ご家族から「ゆっくりと家族で過ごす時間を持つことができ、大変感謝いたします」というお言葉をいただきました。
施設探しは、間に合うかどうかで結果が大きく変わってしまうことがあります。だからこそ、動けるときに最大限早く動くということを、このケースで改めて教えていただきました。
── どんなときに「この仕事をしていてよかった」と感じますか?
お客様から「後藤さんに相談して良かった、不安が改善しました」と言っていただけたときです。ご相談をいただいた方のためになれたと実感できて、やり甲斐を感じます。
施設探しをされている方は、ご不安な気持ちを抱えたままご相談にいらっしゃいます。その不安が少しでも軽くなったと言っていただけることが、この仕事を続けている一番の理由です。
施設をご検討の方へひとこと
施設探しはご不安な事がたくさんあると思います。丁寧な対応でお客様の不安を軽減出来るように、真摯に対応いたします。
相談員プロフィール
- 担当エリア:千葉エリア
- 保有資格:理学療法士
- 経験:回復期病院、訪問看護ステーションでのリハビリを経験
- 出身:千葉県富里市
- 趣味:旅行、犬猫の動画をみること
- こんなご相談が得意です:医療処置が必要な方の施設選び、退院や退所の期限が迫っている急ぎのご相談、身体機能の変化が見込まれる方の施設選び

