あんしんホーム通信

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介護タクシーとケアタクシーの違いとは?

老人ホーム入居・通院時に知っておきたい「移動手段」の基本

老人ホーム探しというと、
「どんな施設か」「費用はいくらか」といった点に目が向きがちです。

ですが、実際にご相談を受けていると、
同じくらい多いのが「移動」に関する不安です。

  • 退院が決まったけれど、施設までどうやって行けばいいの?
  • 車いすのまま移動できる?
  • 介護タクシーって介護保険は使えるの?
  • 病院の中まで付き添ってもらえるの?

こうした疑問は、
いざ必要になってから初めて直面することがほとんどです。

「介護タクシー」は実は2種類あります

一口に「介護タクシー」と言っても、
実は 制度の使い方によって2つに分かれます。

ポイントはとてもシンプルで、

  • 介護保険を使うか
  • 自費で利用するか

この違いです。

車いす対応の車両や、付き添いのある移動という点では同じでも、
使う制度が違うだけで、使える場面が変わるため、混乱しやすいのです。

① 介護保険が使える「介護タクシー」

介護保険が使える介護タクシーは、
制度上「訪問介護(通院等乗降介助)」として扱われます。

利用のポイント

  • 要介護1~5の認定がある
  • ケアプランに組み込まれている
  • 事前にケアマネジャーとの相談・調整が必要

利用できる目的

  • 原則:病院への通院・受診

利用できない目的

  • 老人ホームへの入居・退院
  • 施設見学
  • 引っ越しに近い移動

つまり、
介護保険を使う介護タクシーでは、老人ホーム入居には使えません。

これは身体の状態ではなく、
制度上「通院目的」に限られているためです。

② 自費で利用する「ケアタクシー(福祉タクシー)」

こちらは 介護保険を使わない移動サービス です。

利用できる場面

  • 病院から老人ホームへの退院・入居
  • 老人ホームの見学・面談
  • 転院、検査、一時帰宅 など

特徴

  • ケアプラン不要
  • ケアマネへの事前連絡は必須ではない
  • 車いす・ストレッチャー対応
  • 時間や目的の制限が少ない

老人ホーム入居時に多く利用されるのが、
この 自費のケアタクシー です。

「介護タクシーの車両=入居に使えない」わけではありません

混乱しやすい点ですが、

  • 車いす対応の車両
  • 介助付きの移動

これらは同じでも、

  • 介護保険を使う → 介護タクシー
  • 自費で使う → ケアタクシー

というように、
使う制度が違うだけです。

同じ事業者が、
目的に応じて両方を行っているケースも少なくありません。

通院の場合、病院の中まで付き添ってもらえる?

条件を満たせば可能です。

介護保険を使う介護タクシーでも、
ケアプランに位置づけられていれば、

  • 自宅玄関から車両まで
  • 病院の受付・診察科まで
  • 会計・薬局まで

といった付き添いが受けられます。

※診察室内での医療行為や、長時間の待機は対象外となる場合があります。

介護保険を使う場合の料金イメージ

「介護タクシーは高そう…」
と感じる方も多いですが、
すべてが保険でまかなわれるわけではありません。

料金の内訳

  • タクシー運賃:自費
  • 乗降・院内介助:介護保険適用
  • 車いす・ストレッチャー:原則自費

目安

  • タクシー運賃:1,000~3,000円前後
  • 介助料:500~1,500円程度
    → 1割負担の場合、自己負担は数百円程度になることもあります。

実際のケース紹介①

一人での通院が不安だったAさんの場合

要介護2のAさんは一人暮らし。
普段の生活は何とかできていましたが、

  • 足腰が弱く長く歩けない
  • 病院内で迷ってしまう
  • 会計や薬局で立っていられない

といった理由から、
通院が大きな負担になっていました。

ケアマネジャーと相談し、
ケアプランに「通院等乗降介助」を組み込み、
介護保険を使った介護タクシーを利用。

自宅から病院、受付から会計まで付き添いがあり、
「一人で行かなければならない不安」が解消されました。

実際のケース紹介②

退院当日にそのまま老人ホームへ入居したBさんの場合

80代女性・要介護3のBさん。
入院をきっかけに、有料老人ホームへの入居が決まりました。

  • 病院から直接施設へ移動
  • 荷物が多い
  • 家族の付き添いが難しい
  • 車いすが必要

このケースでは、
自費のケアタクシーを利用。

病室から施設の居室まで切れ目なく介助があり、
ご家族からは
「費用はかかったが、安心して入居日を迎えられた」
との声がありました。

実際のケース紹介③

通院と入居で移動手段を使い分けたCさんの場合

Cさんは、

  • 定期的な通院が必要
  • 老人ホーム入居も控えている

という状況でした。

通院は介護保険の介護タクシー、
入居当日は自費のケアタクシーと、
目的に応じて使い分けることで、当日の混乱を防ぐことができました。

我々、あんしんホームのができること

私たちあんしんホームでは、
老人ホームのご紹介だけでなく、

  • 退院から入居までの流れ整理
  • 介護保険が使えるかどうかの確認
  • ケアマネ・ケアタクシーとの連携

など、
移動も含めた入居支援を大切にしています。

「施設は決まったけど、移動が不安」
そんなときも、一つずつ整理しながらご提案します。

まとめ|移動の仕組みを知ると、入居はもっと安心に

  • 通院 → 介護保険の介護タクシー
  • 入居・退院・見学 → 自費のケアタクシー

この違いを知っておくだけで、
退院後や老人ホーム入居の準備は、
ぐっとスムーズになります。

老人ホーム探しでお困りの際は、
ぜひ あんしんホーム へご相談ください。

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