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【通所サービス】「デイサービス」と「デイケア」の違いは?目的別の選び方を解説!

第4章:介護保険の具体的なサービスを知ろう

【通所サービス】「デイサービス」と「デイケア」の違いは?目的別の選び方

ご家族の介護を考え始めると、必ず耳にするのが「通所サービス」という言葉です。中でもよく聞くのが 「デイサービス」「デイケア」

どちらも「日中に施設へ通って利用するサービス」ですが、内容や目的には大きな違いがあります。

1. デイサービスとは?

「デイサービス」は、介護が必要な高齢者が日中だけ施設に通い、食事や入浴、レクリエーションなどを受けられるサービスです。

特徴

  • 生活支援が中心:入浴や食事の提供、排泄のサポートなど
  • 仲間と過ごせる場:同年代の方と交流でき、孤立感を防ぐ
  • 家族の負担軽減:介護するご家族が一息つける時間にも

例えば「一人暮らしで話し相手が少ない方」や「自宅にこもりがちな方」にとっては、デイサービスは“外出のきっかけ”や“人と関わる時間”となり、生活の楽しみが増える場となります。

2. デイケアとは?

「デイケア(通所リハビリテーション)」は、医療的なケアやリハビリに重点を置いたサービスです。主に病院や介護老人保健施設などで行われます。

特徴

  • リハビリ専門職による訓練:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが個別プログラムを作成
  • 医師・看護師による健康管理:血圧や体調の確認もあるので安心
  • 自立支援が目的:筋力低下を防ぎ、再び自宅で生活できるようにサポート

例えば「脳梗塞の後遺症でリハビリが必要な方」や「骨折後に再び歩けるようになりたい方」にとっては、デイケアのような専門的なリハビリがとても役立ちます。

3. どちらを選ぶ?目的別の考え方

  • 生活を安心して送りたい、趣味や交流を楽しみたい → デイサービス
  • リハビリを受けたい、病気や怪我から回復したい → デイケア

ただし、実際には「両方を組み合わせて利用する」ケースもあります。
例えば「週に2回デイケアでリハビリを受け、週に1回デイサービスで気分転換をする」といった形です。

大切なのは「ご本人がどういう生活を送りたいのか」という気持ちを尊重し、ケアマネジャーと相談して一番合ったサービスを選ぶことです。

まとめ

  • デイサービス=生活支援と交流の場
  • デイケア=リハビリと医療ケアの場

同じ「通所サービス」でも、目的が大きく異なります。
「どちらを選べばいいのか分からない…」というときは、まずご本人の希望や生活状況を整理し、専門家に相談すると安心です。

介護サービスを正しく理解することで、ご本人もご家族もより豊かに、そして安心して暮らすことができます。

現在では、老人ホームに併設されたデイサービス も増えてきています。
併設型のメリットは、入居者の方にとって 車での移動が不要になり、体への負担を減らせること です。

また、併設されているデイサービスは、入居者だけでなく 地域の外部の方も利用できる 場合があります。そのため、施設に住んでいる方と外部から通う方が一緒に交流でき、より活気のある雰囲気の中で楽しく過ごすことができます。

弊社ではそういったデイサービスが併設している施設もご提案させていただいています。

私たち「あんしんホーム」は、千葉県(千葉市、船橋市、市川市、松戸市など実績多数!)を拠点に、東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県・愛知県名古屋市にも支店を展開し、あなたの施設探しを全力でサポートいたします。

お困りの際は、どうぞお気軽に「あんしんホーム」までご相談ください。

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